個人サイトを作ってみたいけど、作り方が分からないという方に向けて、難易度別に個人サイトの作り方を紹介します。
[低難易度] ブログサービスを利用する
紹介する中で最も簡単な方法です。企業が提供しているブログサービスを利用して個人サイトを作ります。サービスの例としては、Bloggerやはてなブログなどが挙げられます。サイトはいらないけど投稿場所が欲しいという方は、NoteやSizu.meもよいかもしれません。
ほとんどのサービスはメールアドレスがあれば登録できるため、手軽に使い始めることができます。
こんな用途で
- 小説投稿
- 日記投稿
公開手順
- サービスに登録する
- 記事を投稿する
メリット
- 手軽に始められる
- 無料で始められる
デメリット
- 広告が表示される場合がある
- 自由度が低い(文章公開には問題なし)
- サービス終了でデータが消える可能性がある
- テーマに自由がない
- 検索避けが出来ないサービスもある
[中難易度] WordPressを利用する
現在では最も定番の方法です。商業・趣味を問わずに幅広く利用されています。多くのレンタルサーバーで簡単にインストールして利用することができます。
WordPressはCMS(Contents Management System)の一つです。簡単にいうのであれば、ブログ記事を作成したり編集できるソフトウェアです。
テーマやプラグインの数も豊富なので、ある程度カスタマイズすることが可能です。ただし、プラグインを入れすぎたり、よくわからないプラグインはインストールしないようにしましょう。最悪の場合サイトが乗っ取られてしまいます。
こんな用途で
- 小説投稿
- 日記投稿
公開手順
- レンタルサーバーを借りる
- WordPressをインストールする
- テーマ等を設定する
- 記事を投稿する
メリット
- テーマに自由がある
- 広告が表示されない
- カスタマイズできる
デメリット
- セキュリティリスクがある
- いかにも「個人サイト」というテーマは少ない
[高難易度] HTMLを直接編集する
昔からある方法です。ホームページを構成するHTML(コンテンツ)とCSS(デザイン)というファイルを直接編集します。リンク集などの場合はよいかもしれませんが、ブログを書きたい方にはあまりお勧めできない方法です。
こんな用途で
- 自己紹介ページ
- リンク集
公開手順
- HTML/CSSファイルを準備する
- レンタルサーバーを借りる
- ファイルをサーバーにアップロードする
メリット
- 自由度が高い
- スキルが身につく
デメリット
- HTMLとCSSの勉強が必要
[高難易度] SSGを利用する
紹介する中で、個人的に一番おすすめの方法です。体感的には、昔の「HTMLを直接編集する」事にあたる手段だと思います。カスタマイズしたい場合は知識が必要ですが、HTMLを編集するよりも楽に個人サイトを管理することができます。
Hugo、Jekyll、Zolaなどといった様々なソフトウェアがありますが、世間的にはHugoというソフトウェアが人気です。個人的にはZolaがとても扱いやすいと感じています。
難点としては、テーマを作成しようと調べるとほとんどが英語の記事であったり、日本語の記事であっても何を言ってるか理解できない点です。
公開手順
- テーマを用意する
- Githubに登録する
- Cloudflareに登録する
- 各種設定を行う
- ファイルをGithubにアップロードする
こんな用途で
- 小説投稿
- 日記投稿
- ポートフォリオ
- リンク集
メリット
- 自由度が高い
- スキルが身につく
- お金がかからない*
- 広告が表示されない
*紹介した手法の場合
デメリット
- 大きな容量のファイルは扱えない*
*紹介した手法の場合